「生まれつきのクセ毛がコンプレックスになっている、、、」、「クセ毛をネタにしていじられることがある、、、」、「クセ毛でなかったら、もっと色々な髪形にチャレンジしてみたいけど、、、」など、クセ毛の悩みは他人が考えている以上に根が深いものですよね、、、、
特に思春期を過ぎて身だしなみを気にし始めた男性にとっては、生まれつきの頑固なクセ毛であっても、何とかして理想的なヘアスタイルを手にしたいものです。
実際のところ、人の見た目のうち髪型が占める割合は非常に大きく、髪型一つでその人に対するイメージも大きく変わってくるので、強いクセを持つ人にとってはクセ毛との付き合い方が身だしなみのポイントとなるとも言えるでしょう。
「少しでもクセ毛を抑えたい」、「クセ毛を直して憧れのストレートヘアを手に入れたい」という方は、ぜひ以下、「クセ毛の治し方」を参考にしてみてください。
「クセ毛の直し方~生活スタイルから改善する」
改善度:★ コスト:★ おススメ度:★★
✓髪の毛をしっかりと乾かしてから寝る
→シャワーを浴びた後にタオルドライだけで済ませている人は要注意です。
濡れた髪の毛は外からの刺激に弱く、湿った状態で寝てしまうと髪の毛が絡まりやすかったり、ゴワゴワとボリュームが出やすくなるので注意が必要です。また、ドライヤーで髪の毛を乾かすことで、髪の毛の外側を覆っている”キューティクル”が整うため指通りの良い髪となります。
✓夜22~2時の時間帯はできる限り睡眠をとる
→この時間帯は成長ホルモンがもっとも多く分泌される時間帯であることから、髪の毛が育つ”ゴールデンタイム”とも呼ばれています。
成長ホルモンは、副交感神経が優位(=寝ているときやリラックスしている状態)のときに分泌されやすいので、この時間帯は少しでも布団に入り体を休めておくことが大切です。
✓規則正しい生活でホルモンバランスを整える
→人には”テストステロン”から構成される男性ホルモンと、”エストロゲン”から構成される女性ホルモンの2種類のホルモン物質があり、このバランスによって男性らしさ/女性らしさが決まってきますが、ホルモンバランスは髪質にも大きく関わっています。
「昔はサラサラヘアだったのに、中学生になってから急にクセ毛になった」といった心当たりのある方は、ホルモンバランスの変化が原因となっている可能性が高いです。
ホルモンバランスの乱れは髪質の悪化にもつながります。バランスを乱す要因として、「夜更かし・睡眠不足」、「ストレス」、「タバコ」、「運動不足」などがあるため、これら心当たりのある方は生活スタイルの改善を心がけていきましょう。
「クセ毛の直し方 ~ヘアケア用品の活用で改善する」
改善度:★ コスト:★★ おススメ度:★
ネット通販や美容サイトでは「クセ毛を直すシャンプー、トリートメント」といった商品がそこそこの価格で紹介されているのを見かけることがありますが、結論から言えば「生まれつき強いクセ毛の人にとっては、ほとんど効果はありません」。クセ毛の改善目標として、「クセ毛を直す=ゴワゴワを多少抑える」程度なら試す価値はあるかもしれませんが、「クセ毛を直す=直毛にする、ウェーブをなくす」ようなレベルで考えているのなら、ほぼ効果はないと考えておいて下さい。僕も少しでもお金をかけずにクセ毛を直したかったので、まずはシャンプーやトリートメントから手を付け始めましたが、ことごとく効果がありませんでした、、、
ただし、パーマや縮毛矯正、カラーリングなどで、髪の毛が傷んでいる状態であれば、刺激の少ないアミノ酸系シャンプーやトリートメントは”髪の修復”といった点で効果的です。
「クセ毛の直し方~ドライヤー活用で改善する」
改善度:★★ コスト:★ おススメ度:★★★
男性のスタイリングと聞くと”ヘアワックス”や”ジェル”を使って髪の毛をいじるイメージが先行しがちですが、ヘアスタイリングにおいて最も大切パートが”ドライヤーによるブロー”です。
ヘアスタイリングは「ドライヤーのブロー=70% + ワックスによるセット=30%」と言えるでしょう。ドライヤーでブローするときのコツとしては、
✓乾かす順番は「後方から前方へ」
→後頭部や頭頂部からスタートして、前髪やサイドはその後に乾かしていきます。ドライヤーを使うときは、頭頂部は「髪の毛を持ち上げながら根元に風を当てるようにする」と髪のが立ちやすく、前髪やサイドは「毛先を指で挟んで軽く引っ張るようしながら、ドライヤーを当てて乾かしていく」と、毛先までクセが出にくくなります。
✓ブラシをかけながら乾かすとボリュームを落とせる
→使用するのは100円均一で売っているような安いブラシでもOKです。タオルドライをした後に、乾かす部分にブラシをかけながら、ドライヤーの風を当てていきます。髪を散らしながら乾かすよりも、「髪の毛がサラサラになりやすく、ボリュームを抑えることができます」。
✓温風で乾かした後は、冷風を当てておく
→ドライヤー乾かすのは全体の80%程度に抑えておきましょう。多少髪の毛に湿り気が残っている状態がベストです。また、温風で乾かした後の髪の毛は柔らかくなっているので、時間があれば冷風を当てて温度を取ってあげると、寝癖がつきにくくなるのでおススメです。
「クセ毛の直し方 ~ヘアアイロンでまっすぐにする」
改善度:★★ コスト:★ おススメ度:★
ヘアアイロンは2,000~4,000円程度で、家電量販店などで手に入れることができます。水を入れるタンク付きでスチームが出るタイプのアイロンの方が、少し値は張りますが、髪が傷みにくく、まっすぐにしやすいのでおススメです。
「朝シャン+ドライヤー」と比べると、”時間が掛からず”、かつ”髪の毛を伸ばしやすい”のが一番のメリットですが、一方で、”使い続けていると髪へ大きな負担がかかる”、”頭皮や耳、指先をやけどすることがある”ので注意が必要です。僕は高校生の時にしばらく使っていたのですが、2週間、3週間と使い続けていると、だんだんとかかりが悪くなってきて、また毛先がボロボロになってしまったので、使用をやめてしまいました。
また、雨の日や気温が高い日、運動で汗をかいたとき、などは髪の毛が水分を吸収して元に戻ってしまうのも難点です、、、
「とりあえず、ストレートヘアになった自分を見てみたい」、「この日だけはストレートヘアでばっちり決めていきたい」といった一時的な使用目的なら、よいかもしれませんが、継続的な使用はおススメできません。
「クセ毛の直し方 ~ストパー / 縮毛矯正でまっすぐにする」
改善度:★★★ コスト:★★★ おススメ度:★★★
まず、ストパーと縮毛矯正の違いについてですが、ストパーは「もともと直毛の人のパーマ直しを目的にしており、ストレート力や持続性が弱く(1~2ヶ月)」、縮毛矯正は「ストパーよりも価格が高いが、ストレート力が強く、かけた部分は半永久的な持続性がある」といった違いがあります。
ですので、もともと強いクセ毛で悩んでいる人で、しっかりとまっすぐな髪形にしたい場合は、縮毛矯正の方がおススメです。
縮毛矯正は、全体にかけると8,000~15,000円近くに費用がかかり、かけた部分は洗ってもずっとまっすぐですが、伸びてきた部分はまた縮毛をかける必要があるので、実際のところは3~6ヶ月の頻度でかける必要が出てきます。
おススメは”前髪”や”顔周り”だけにかける「部分縮毛矯正」です。これなら1回あたり4,000~6,000円程度の費用で済み、かつトップのボリュームもそのまま維持できるので、ナチュラルな感じに仕上げることができます。男性の場合は、ストパーや縮毛矯正にやや抵抗がある方も多いので、「クセを直したい、、、けど不自然な感じにはしたくない、、、」といった方であれば、一度、”部分縮毛矯正”を検討してみても良いと思います。
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