メンズ縮毛矯正による髪や頭皮へのダメージは?

はじめて縮毛矯正をかけるときに特に不安になりがちな問題として”髪の毛や頭皮へのダメージ”を心配されている方も多いのではないでしょうか?

薬剤やアイロンを使うことから、ダメージのイメージを持ちやすいですよね。また男性の場合は、「縮毛矯正によるダメージが将来的に薄毛につながるかも」といった不安もあるかもしれません。

縮毛矯正と髪の毛や頭皮へのダメージについて、また少しでもダメージを減らす工夫について解説するので、参考にしてみて下さい。

縮毛矯正で髪の毛は傷むのか

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結論から言えば、縮毛矯正をすると髪の毛は傷みます。

縮毛で髪の毛が傷む原因として、髪の毛を柔らかくする際に使用する”薬剤”と髪の毛を伸ばす際の”ヘアアイロン”が挙げられます。

髪の毛や頭皮は弱酸性に近い性質から成りますが、縮毛の薬剤はほとんどの場合が髪の毛と反対のアルカリ性の成分を使用しているため、必然的に髪の毛や頭皮には負担がかかります。特に肌の弱い方は施術後に、頭皮が赤くなったりすることもあるので注意が必要です。

ヘアアイロンについては、120~180℃近い高温のアイロンで髪の毛を挟み、引っ張りつつ伸ばしていくので、髪の毛には負担をかけることになります。

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「いったい、どのくらい傷むのか?」という点については、店による部分が大きいですが、よほどのことがない限り”チリチリ”になるようなことはありません。

僕はこれまで15回以上縮毛をかけてきていますが、目安として「施術後1~2週間は髪の毛が固くなりやすい」、「シャンプーだけで手抜きな洗い方をしていると毛先が荒れる(トリートメントは使いましょう)」、ことが傾向としてあり、「チリチリになったこと、髪の毛が切れたりすること」は一度もありませんでした。

お店による違いはありますが、基本的に「縮毛矯正=髪の毛は傷む」ということは前提として考えておく必要があります。一方で、縮毛矯正をかけると「髪の毛がボロボロになる、チリチリヘアになる」といった極端な心配は不要です。

「信頼できるお店を選ぶ+普段から正しいヘアケアを心がける」ことでダメージは最小限に抑え、10~15回と継続的にかけていっても健康的な状態をキープすることも可能です。

アイロン、ストパー、縮毛矯正、それぞれのダメージの違いは?

クセ毛の悩みを持つ人にとって、髪の毛まっすぐにする手段は①ヘアアイロン、②ストレートパーマ、③縮毛矯正、の3種類が基本的です。”髪の毛へのダメージ”という観点からそれぞれ比較してみましょう。

①ヘアアイロン

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使用頻度:ほぼ毎日
ダメージ要因:高温による髪の毛へのダメージ
ダメージレベル:★★★★
⇒ヘアアイロンは髪の毛へのダメージがもっとも大きくなります。ダメージ要因として200℃近い高温のアイロンで髪の毛を挟むことが挙げられますが、さらなる問題として”使用頻度の高さ”があります。セルフのアイロンでは雨や汗で髪の毛が濡れるとクセが戻ってしまうため、ほぼ毎朝アイロンを使わなければなりません。ストパー、縮毛と比べると、圧倒的に頻度の高い”ヘアアイロン”は、髪の毛へのダメージも大きいので注意が必要です。

②ストレートパーマ

使用頻度:2~3ヶ月に1回
ダメージ要因:薬剤によるダメージ
ダメージレベル:★
⇒ストパーは3つの中でダメージレベルはもっとも小さいです。しかしながら、もともとはパーマをかけた部分をストレートに戻すために作られているため、もとがクセ毛の場合は「上手くストレートにならない」、「短期間で取れてクセ毛に戻ってしまう」といったリスクもあります。使用する薬剤は縮毛矯正とほとんど同じですが、パーマを戻したい方、髪のクセが弱い方には有効な手段となります。

③縮毛矯正

使用頻度:3~6ヶ月に1回
ダメージ要因:薬剤によるダメージ、ヘアアイロンによる熱ダメージ
ダメージレベル:★★
⇒ストパーと比べると、髪の毛へのダメージは大きくなりますが、施術頻度はもっとも少なく、ヘアアイロンをかけ続けるよりもダメージは小さいと言えます。「髪の毛のクセが強くしっかり伸ばしたい」という方には縮毛が最適な手段となります。施術の直後は髪が傷みやすいのでトリートメントをしばらく使ったり、長持ちさせるためには洗髪後にドライヤーできちんと乾かす、といったケアが大切になります。

メンズの縮毛矯正はハゲやすいのか?

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これは誤った認識です。現在薄毛で悩む日本人の男性は1000万人以上いますが、このうち90%以上がAGA(=男性型脱毛症)と呼ばれる症状が原因と言われています。

これは男性ホルモンの増加により、頭皮内部にDHT(ジヒドロテストテロン)と呼ばれる抜け毛を促す成分が発生することに由来するため、頭皮表面で行う縮毛矯正との関連性は低いです。

むしろ、ストレスや睡眠不足、不摂生な生活はAGAを引き起こし、薄毛につながりやすいので注意しましょう。

もちろん、肌が人より弱かったり、美容師さんの操作ミスにより、頭皮へのダメージが大きくなり、一時的に髪の毛が抜けてしまうことはあるかもしれませんが、女性にも同様のリスクはあり、この場合は「縮毛矯正=男性の薄毛」という図式には当てはまりません。

矯正後に「頭皮が赤くなったり、かゆみが出たり、チクチクと炎症を起こした場合」は、矯正との足用が悪い可能性があるので、皮膚科に相談したり、別のタイプの薬剤や施術方法を行う美容室への変更、を考えていくことも大切です。

店の料金とダメージの関係性は?

上にも書いたように縮毛矯正は”薬剤”と”アイロン”を使用するため髪の毛へダメージ避けられません。そのため「高級な美容室に行けば、髪の毛や頭皮は傷まない」ということはありえませんが、それでも6.000~8,000円台の格安縮毛矯正を行う美容室と比べれば、ダメージリスクは小さくなると言えます。

格安美容室と高級美容室の違い

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✓ダメージの少ない薬剤の使用:

ほとんどの美容室では薬剤はアルカリ性成分を使用していますが、ダメージにこだわる美容室では”ノンアルカリ薬剤”や”弱酸性薬剤”といった上質な薬剤を使用していることがあります。その分値段は上がりますが、髪の毛や頭皮に近い成分のため、ダメージも小さくなります。

✓美容師の縮毛矯正への理解・スキルの違い:

縮毛矯正の成否を決める最大の違いが”美容師の技術の差”です。一人一人の髪質の見極め、薬剤の調合、薬剤浸透の見極め、アイロンの使用、など美容師にとっても高いスキルを求められるのが縮毛矯正です。美容師の業界ではスキルの高い美容師は 待遇の良い店へと移動していくので、必然的に高級店には良い美容師(=縮毛矯正への理解が深い)が集まりやすくなります。

✓縮毛専門店、ノンアイロンなどの独自手法:

一部の美容室では、縮毛矯正のサービスに特化した「縮毛矯正専門店」もあり、幅広い薬剤の種類や、縮毛矯正を専門としている美容師がいるため、高いサービスを受けやすくなります。また、一般的には髪の毛を伸ばしていく工程ではヘアアイロンが使用されますが、使わずに「ブラシとドライヤーのブローによって髪の毛を伸ばしダメージを抑える」、といった独自手法を持っている美容室もあります。
⇒髪の毛にかける金額にも上限があるので、10,000~15,000円の価格帯を一つの目安として考えておきましょう。「6,000~8,000円はリスク大、15,000円~は髪の毛へのこだわり次第」となります。

「縮毛矯正+カラーリング」でダメージはどのくらい?

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特に学生の場合、「髪の毛をまっすぐに伸ばし、さらにカラーリングもしたい」といった方も多いではないでしょうか。僕も大学生のころは、縮毛矯正の上からカラーリングをしたことが2回ありました。
まず、「縮毛矯正+カラーリング」の可否についてですが、これは併用可能です。基本的には縮毛矯正を先に行い、2週間程度空けてからカラーリングを行います。この2週間の期間はトリートメントで髪の毛を整えておくことが大切です。それでも、「縮毛矯正によるダメージ+カラーリングによるダメージ」とダブルで髪の毛に負担がかかることは考えておかなければなりません。
「縮毛矯正+カラーリング」を考えている場合は、
✓美容師に縮毛の後にカラーリングもする予定であることをあらかじめ伝えておく(縮毛矯正の調節、トリートメントの使用など考慮してもらえる。できれば同じ店でかけるのが良い)
✓最低でも2週間は空けて、トリートメントなどで髪の状態を整えておく
✓カラーリングは控えめに、金髪や明るい色はダメージ大のリスク有り(縮毛矯正ですでに髪の毛にはダメージが貯まっていることをお忘れなく。実体験ですが、2回目に明るめの色にカラーリングした際は、かなり髪の毛にダメージが出てしまいました、、、)
⇒最近は黒髪が流行っているので、「縮毛矯正+ショートヘア」でスタイリングしておいた方が、髪の毛へのダメージも、周囲からの印象も良いかもしれません。

縮毛矯正後のダメージを減らす方法

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✓髪の毛は濡れたままにせずドライヤーで乾かす:

濡れたままの状態しておくと 髪の毛のキューティクルが壊れてしまいます。ドライヤーを必ず使用し、使用する際は30㎝以上離して、髪の毛に多少水分が残る程度をめどに、乾かしていきましょう。

✓週に1~2回はトリートメントを使用する:

矯正後に髪の毛が傷んでいる場合はトリートメントを使用しましょう。スーパーや薬局で500~1,000円程度で手に入ります。トリートメントは髪の内部を補修し、コンディショナーは外側をカバーする働きがあるので、「シャンプー→トリートメント→コンディショナー」の順番で使用しましょう。

✓施術後24時間以内は洗髪やワックスの使用は避ける:

矯正後の髪の毛は薬剤を多少残っていてデリケートな状態になっています。髪の毛を洗ったり、ワックスやジェルをつけたり、帽子やヘルメットをかぶる、といった行為は避けましょう。

✓シャンプーはアミノ酸系の成分がGood:

市販のシャンプーの多くは”ラウレリ硫酸”と呼ばれる成分が含まれる「石油系シャンプー」がほとんどですが、これは洗浄力が高い一方、髪の毛や頭皮への刺激も強くなっています。ダメージケアには髪の性質と近い「アミノ酸系シャンプー」がベストです。市販は少ないのでAmazonなどネット通販の方が、安くて簡単に見つけやすいです。

✓髪の毛のボリュームある程度残しておく:

縮毛矯正の効果は半永久的ですが、伸びてきた部分についてはクセ毛となっています。矯正を少しでも長持ちさせるためには髪のボリュームによって、伸びてきたクセを抑えることが重要です。カットの際も、短くし過ぎるとすぐにクセが出てきてしまうので、注意しましょう。

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