はじめての縮毛矯正で最も心配なこととして、「ストレートヘアにしたらどんな髪型になるんだろう、、、、」、「自分はかなり強いくせ毛なんだけど、本当にまっすぐになるのだろうか、、、」、「直毛したいけど、ホストみたいなツンツンストレートは嫌だ、、、」などといった、仕上がり後のヘアスタイルを気にされている方は多いのではないでしょうか?
僕もかなり髪の毛のクセが強い方だったので、「縮毛矯正で本当にまっすぐになるのか?」、「周りの視線が気になるから、できるだけ自然なストレートヘアにしたい、、、」と不安に思いつつ、美容室を探していました。
結論から言うと、どんなに強いくせ毛であっても(例えば、外国人のようなチリチリした髪質)、現在の縮毛矯正であればしっかりとストレートヘアにすることが可能です。また、矯正でストレートヘアにした場合でも、しっかりした美容室で経験や知識のある美容師さんに施術をしてもらうことで、周りから見ても縮毛矯正と気づかれないような自然な仕上がりにすることもできます。
やはり男性なら女性のようなサラサラのロングヘアーではなくて、さっぱりした短髪でワックスを使いスタイリングをしたり、また学生なら髪を染めることにもチャレンジしてみたいですよね。縮毛矯正をかけた後は、どちらも叶えられるので安心してください。
ここでは、実際にメンズの縮毛矯正によって、「どんな髪型を手に入れることができるのか?」を[Before & After]の形式で解説していくので、自分の今の髪質に近いタイプを見つけて参考にしてもらえれば幸いです。
Contents
ケース1:どんなに強いくせ毛でも本当にまっすぐになるのか?
(Before)
(After)
(出典:Relian)
Before:髪質=チリチリ、うねりがある非常に強いクセ毛、ロングヘア
After:髪の長さはそのままでサラサラのストレートヘアに、ダメージもなく艶やかな髪質をキープ
⇒クセが強い髪質のため薬剤をしっかりと浸透させて、アイロンで強めに伸ばしています。また、髪の毛はあまり短くせず、重さを残しておくことで、ストレートヘアが持続しやすいように工夫されています。
ケース2:いまの髪の毛は短いけど、縮毛矯正をかけられるのか?
(Before & After)
(出典:男性縮毛矯正_竹蔵)
Before:髪質=チリチリ、非常に強いクセ毛、ベリーショート(2~3cm程度)
After:短い髪の毛もしっかりと伸ばしてストレートヘアに、白髪も黒染めすることで若々しい見た目に
⇒このケースではわずか2~3cmの髪の毛をストレートヘアに変えています。ポイントは、「10mmの細いアイロンの使用」+「薬剤をハケで塗り地肌には付けないようにしている」点です。一般的には縮毛矯正では、5cm程度の長さが必要になってくるので、クセが気になる場合でも我慢して少し伸ばしておきましょう。
ケース3:ツンツンした不自然な髪形は嫌だ!自然なストレートヘアにできるのか?
(Before)
(After)
(出典:Relian)
Before:髪質=クセは中程度、顔周りのクセが特に強い、ミディアムヘア
After:顔周りはすっきりとトップはボリュームを残したナチュラルなストレートヘアに、毛先はツンツンせず自然な動きが出ている
⇒「ペタンコにならない自然なストレートヘアにしたい」との希望を受けて、部位によってストレートの度合いを変えています。また、毛先のかけ方も特徴的で少し曲げるようにかけているので、動きのある自然な仕上がりとなっています。このあたりの技術はやはり美容師さんのスキルの高さにかかってきます。
(Before & After)
(出典:美容室flow)
Before:髪質=中程度のクセ毛、うねりがある、ミディアムヘア
After:毛先に動きを残した自然なストレートヘアに、ダメージがなくきれいな仕上がりに
⇒”ミコノスクイックストレート”と呼ばれる縮毛矯正でかけられているため、髪の毛への負担が小さく自然な仕上がりとなっています。”ミノコスストレート”とは、髪に優しい「ミノコスSTジェル」を使った矯正で、ダメージ回復や髪艶の向上の効果を持つ手法です。また、施術の工程では、毛先まで強く伸ばさないようにすることで自然な見た目となる工夫がされています。
ケース4:矯正後はワックスを使ったスタイリングにも挑戦できるのか?
(Before)
(After)
(出典:Relian)
Before:髪質=クセは強め、顔周りのクセが特に強い、ショートヘア
After:前髪はすっきりとストレート、トップはボリュームのある仕上がりに
⇒「前髪は伸ばして全体はペタンコにならないようにしたい」という希望を受け、根元はしっかりと伸ばすために薬剤を強めにし、毛先はナチュラルな感じにするため優しい薬剤と、それぞれ別の成分にわけて使用しています。仕上がり後は、「サイドや耳周りはすっきりと、全体は軽め」にするカットにより、ワックスをつけた際にアレンジがしやすいよう工夫されています。
縮毛矯正をかけると、どうしても髪の毛が重くボリュームがなくなりがちになるので、①部位によってストレート度合いを変える、②仕上げのカットで髪を軽めにしておく、ことの2点がワックスでアレンジするためのポイントとなります。
ケース5:全体にかけず前髪だけの部分縮毛矯正にしたいけど、どんな感じになる?
(Before)
(After)
(出典:Relian)
Before:クセはやや強い、ミディアムヘア、過去に縮毛矯正の経験あり
After:前髪のみストレートヘアに、トップはくせを活かしボリュームが残った状態をキープ
⇒「前髪のみストレートに、ただしペタンコにならずナチュラルな感じにしたい」との希望を受け、クセの出ている根元は立ちしっかりと伸ばし、前回の縮毛矯正が残っている部分はトリートメントで保護してから優しい薬剤を使用することで、ナチュラルなストレートヘアに仕上がっています。
ケース6:カラーリングも併用して、「ストレートヘア&茶髪」にすることは可能なのか?
(縮毛矯正+カラーリングの例)
⇒写真のように縮毛矯正をかけて、その上からカラーリングを行うことも可能です。
カラーリングと併用する際のポイントとしては、
✓縮毛矯正が先、カラーリングは1週間以上空けてから行う
✓髪の毛が傷みやすいのでシャンプー時にトリートメントを1週間に1~2回使用する
✓髪の毛の色は明るくし過ぎない(髪の毛が傷みやすくなります)
の3点は抑えておきましょう。また、はじめから縮毛矯正+カラーリングを考えている場合は、あらかじめ美容師さんにその旨を伝えておくことも大切です。髪の毛への負担を減らし、健康的できれいな髪質をキープしていけるようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか、縮毛矯正と聞くと何となく「ツンツンとした不自然なストレートヘア」や「サラサラのロン毛」をイメージしがちですが、実際にはショートヘアにしてワックスでアレンジしたり、カラーリングと併用したり、前髪だけの部分縮毛にしたりと、髪型の選択肢の幅は広いです。
クセ毛に悩んでいる方、梅雨の季節やヘアアイロンでのセットにいい加減うんざりしている方、ぜひ縮毛矯正にチャレンジしてみて下さい。理想的なストレートヘアを手に入れて、長年のクセ毛の悩みから解消されるといいですね♪
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