クセ毛で悩む方にとっても、前髪や顔周りの髪の毛はとくにクセが強く、
どんなに伸ばしてもくねくねとうねってしまうものです。
クセが強い方では”ワカメちゃん”のようなクルンとした前髪になってしまったりして、
朝から暗い気分になってしまいますよね、、、
実際、前髪はヘアスタイルにおいても最も大切な部分であり、
前髪のセットの仕方ひとつによってその人の見た目は大きく変わってきます。
(出典:hairhapi.com)
自分の見た目を左右する大事な前髪がくねくねとしていては嫌ですよね!
「クセ毛だとしても、前髪や顔周りだけは何とかしたい」
そんな方のために
“くねくね前髪”の解消方法について以下まとめましたので
参考にして頂ければと思います。
Contents
くせ毛男性ありがちな”くねくね前髪”の4タイプ
①波状毛
日本人に最も多くみられるタイプの前髪のくせ毛。
全体的にウェーブがかかったような髪質で、湿気が多いと髪が広がりやすくなる。
②捻転毛
1本1本の髪の毛がねじれているタイプのくせ毛。太さに均一性がないのも特徴の一つ。
③縮毛
外国人のようなチリチリとした髪質となるくせ毛。
日本人には少ないが、「波状毛+捻転毛」を組み合わせて持っていると、
“縮毛”タイプとなることがある。
④連珠毛
髪の毛の表面がデコボコとしているタイプのくせ毛。
1本の髪の毛でも、細い部分や太い部分があるため
パーマや縮毛をかけるのが難しいタイプのくせ毛。
あなたのくせ毛はどのタイプに当てはまっていますか?
“前髪くねくね”に悩むほとんどの方は、
ウェーブがかったタイプの前髪くせ毛に悩まされているのではないでしょうか?
そんな前髪を解消する3つの方法について、以下に紹介していきます。
くねくね前髪の解消法①「ドライヤーを活用する」
お手軽度:★★★ 改善効果:★
メンズのヘアスタイリングにおいて、
“ドライヤーによるブロー”はもっとも大切なパートです。
髪を乾かすことを疎かにして、ワックスやジェルだけで何とかしようとしている方は、
ぜひ以下のドライヤーのブロー方法のコツを抑え、実践してみて下さい。
(前髪のクセを抑えるドライヤーのかけ方)
①ドライヤー前にタオルドライで水気を取っていく
→完全に水気がなくなってしまわないように注意しましょう。
ある程度しっとりとさせておいた方が、
ドライヤーでブローをする際に髪の毛をコントロールしやすくなります。
また、タオルドライの際は、髪をくしゃくしゃとせず、
髪の毛を挟むようにして水気を取っていくことで、
髪の毛は傷みにくく、ボリュームも抑えやすくなります。
②ブラシで髪の毛のからまりを取る、毛の流れを整える
→いきなりドライヤーでくしゃくしゃと乾かしてしまっては、
髪の毛は言うことを聞かずあちこちにハネてしまいます。
ブラシで髪の毛の流れを整えてあげましょう。
後方から前方に持っていくように梳かしていくのがポイントです。
③ドライヤーブローは後頭部・トップからスタートし、徐々に前方へ
→髪の毛を乾かす順番は、「後頭部→トップ→サイド→前髪」と行っていきます。
この際に気をつけたいのが、
トップ部分は髪をつまみながら根元に風を当てて乾かしていくことで、
髪を立ちやすくしていきますが、
前髪やサイド部分は、髪を指で挟んで少し引っ張るようにしながら、
根元から毛先へと丁寧にブローしていきます。
指で髪をはさみつつドライヤーで乾かしていくと、
いつもよりまっすぐな髪形に仕上げやすくなるのでおススメです。
※髪を立てずボリュームを抑えたい場合は、ブラシをかけながら
上からドライヤーをかけていく方法もおすすめです。
ブラシで整えながらブローしていくと、いつもより髪のボリュームは落ち着き
艶やかな仕上がりとなります。
この場合は「後頭部、トップ、サイド」はブラシ+ドライヤーで乾かして、
前髪は上記と同じく指で挟んで少し引っ張りつつ乾かしていくのが良いと思います。
※カールしたドライヤーを持っている場合は、髪の毛を巻き取って、
普段のクセの方向とは逆の方向に伸ばしながら乾かしてみましょう。
これもクセ毛を伸ばす効果が高いのでおススメです。
④仕上げは冷風で髪の毛の熱を取っていく
→温風で乾かしたばかりの髪の毛は柔らかく、
そのまま横になったりすると髪の毛にクセが付きやすくなるので注意しましょう。
時間がない場合は”冷風”はなしでも大丈夫ですが、
梅雨や夏場はドライヤーをしていると汗をかいてくるので冷風ブローは良いです。
くねくね前髪の解消法②「ヘアアイロンを活用する」
お手軽度:★ 改善効果:★★
ヘアアイロンはネットショッピング、家電量販店などで2,000~4,000円程度で手に入ります。
女性が使用するイメージが強いかもしれませんが、
男性でもヘアアイロンを使っている方はけっこう多いです。
クセが気になる部分に当ててさっと伸ばせる手軽さが魅力的ですが、
一方で髪の毛へのダメージが大きく、
継続的な使用は髪の毛をぼろぼろにしてしまうリスクがあるので注意が必要です。
(ヘアアイロンの使い方)
①トリートメントを使用して髪の毛を洗う
→乾いた髪の毛にそのままヘアアイロンを当てても良いですが、
やはり寝癖が付いた状態の髪の毛に対しては
ヘアアイロンを使っても思うように伸びてくれません。
時間の余裕があれば、一度髪の毛を洗ってドライヤーで乾かしておいた方が
ヘアアイロンを使ったときに綺麗に仕上げやすくなります。
トリートメントは髪の毛内部のダメージを修復させる働きがあるので
アイロンを頻繁に使う人であれば、
できる限りダメージを減らすために使用していきましょう。
②ドライヤーでしっかりと髪の毛を乾かしておく
→濡れたままの髪の毛にヘアアイロンを使用してはいけません。
髪の毛がボロボロになりやすく、火傷の恐れもあり非常に危険です。
ヘアアイロンの使用前は、髪の毛が濡れていないかよく確認してから使いましょう。
③アイロン温度は180℃が目安、コームがあると便利
→設定温度は120~220℃程度まで選べるタイプが多いですが
200℃以上の温度でアイロンを使用するのは危険です。
180℃程度を目安に、使いながら自身の髪質を見極めつつ判断していきましょう。
また、アイロンをかける際にはコームがあると便利です。
伸ばしたい部分の髪の毛を取り、コームをかけながらアイロンを当てていくと
綺麗に伸ばしていくことができます。
※ヘアアイロンは手軽で便利ですが
髪の毛へかかる負担が大きいことを忘れないようにしましょう。
「特別な日や、クセ毛を伸ばした髪の毛を見るため」といった一時的な使用なら
問題ありませんが、毎朝クセを伸ばすために使い続けるのはリスクが高いです。
クセ毛をしっかりと伸ばしたい方は、前髪縮毛や部分縮毛矯正をおススメします。
くねくね前髪の解消法③「部分縮毛矯正をかけてみる」
お手軽度:★★ 改善効果:★★★
クセ毛を直す方法として、最も効果的なのが”縮毛矯正”です。
全体の縮毛矯正は値段も高く、施術時間も2~3時間と長くなりますが、
前髪や顔周りだけにかける部分縮毛矯正であれば、
一回あたり4,000~6,000円と低コストで時間も1時間~1時間30分程度です。
縮毛矯正の場合は、矯正かけた部分は半永久的にまっすぐな状態となるため
髪の毛を洗ったり濡らした後であっても、まっすぐな状態をキープできます。
伸びてきた部分については、またクセが出てきてしまうので
まっすぐな髪の毛を維持するためには
4~6ヶ月に一回のペースでかけておく必要があります。
(メンズ縮毛矯正 before & after)
縮毛矯正ではかなり強いクセ毛もナチュラルなストレートに仕上げることができるので
「どうやってもなかなか思うような前髪にならない」
と苦戦しているような方は一度検討してみても良いかもしれません。
最近は、男性でも前髪やサイドに部分縮毛矯正をかける方が多く
年代も高校生~社会人と幅広いです。
“メンズ限定美容室”、”縮毛矯正専門店”などといった美容室も増えており
昔と比べハードルは低くなってきています。
以上、”くねくね前髪”で悩んでいる方でも
「ドライヤーブロー、ヘアアイロン、部分縮毛矯正」など
改善する方法は用意されているので、色々と試してみて自分に合った方法を見つけ
理想的なヘアスタイルが手にすることができると良いですね。
(関連リンク)