縮毛矯正でくせ毛を直せると聞いて期待しつつも、一方で何となく不安な気持ちにもなりますよね。「そもそもストパーと縮毛は何が違うの?」、「いくらかかって、どのくらい長持ちするの?」、「自分すごいクセ毛が強いんだけどまっすぐになるの?」…などなど。不安になるのは不安に対してその答えがわかってない状態にあるからともいえます。男性がはじめての縮毛矯正をかける際にありがちな不安をまとめてみましたのでご参考にしてください。
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「ストレートパーマと縮毛矯正ってどう違うの?」
ストレートパーマはもともと直毛だった人がパーマを当てた状態からストレートに戻すために使うものです。髪の毛の表面のみを対象としてまっすぐにしていくので、クセ毛の人では時間が経ってパーマが落ちてきたときに元に戻ってしまいます。縮毛矯正では髪の毛内部のたんぱく質を薬剤と熱で一度変形させてから再結合しストレートにするため、一度まっすぐにした部分は半永久的にまっすぐの状態を維持することができます。クセ毛の人がストレートにしたい場合はストレートパーマではなく、縮毛矯正をかけなければなりません。
「男性の縮毛矯正に必要な髪の毛の長さは?」
最低でも3~4cm、できれば5cmは欲しいところです。縮毛矯正に使う薬剤は根元から1~2cm離してつけられ、アイロンを使用する場合はアイロンの幅がだいたい2~3cmあるためです。
「縮毛矯正はいくらかかって、どのくらい長持ちするの?」
1万円~2万円のところが多いです。縮毛矯正はかけた部分は半永久的にまっすぐですが、新しく伸びてくる毛についてはもとのままです。髪の毛は1ヶ月に1~1.5cm伸びるので3か月もすると、根元が伸びてきてクセが出てきます。6カ月もするとほとんど元通りの髪型に戻ります。
「すごい強いクセ毛だけど、本当にまっすぐになる?」
なります。僕は芸能人で言えば”大泉洋”と同じくらいでしたが綺麗にまっすぐになりました。いくつか美容院を見てみると、黒人のようなチリチリした髪の毛であってもしっかりとまっすぐにできるようです。(施術後のbefore after例)
「不自然なストレートにならないか?」
薬剤を強くし過ぎない、根元からつけない、アイロン不使用の施術方法にする、といった点を守っていれば大丈夫です。男性が気になりやすい点なので、メンズ経験豊富な美容院を選び、施術前は「ナチュラルなストレートにしたい」旨を美容師さんにしっかりと伝えておきましょう。
リンク:男でペタンコヘアーは嫌だ、縮毛矯正で自然な髪型を作るコツ
「縮毛矯正で髪は傷まないか?」
縮毛矯正は高温のアイロンまたはドライヤーを使用するため髪の毛は傷みます。傷むと言っても高頻度でかけず、施術後にきちんとケアしていれば、チリチリになったり毛先が割れてしまったりと目に見えるレベルにはなりません。
「カラーリングとの併用はできるか?」
縮毛矯正とカラーの併用は可能です。基本的には縮毛矯正をして最低でも1週間以上あけてからカラーリングをします。カラーを先にやってしまうと縮毛矯正が効きにくくなるので注意しましょう。縮毛矯正+カラーリングは髪の毛にダメージがかかりやすいので、施術後しばらくはトリートメントをしっかり使うことが大切です。
「予約~施術まではどんな流れ?」
縮毛矯正は3~4時間かかる作業のため予約は早めにしておきましょう、遅くとも1週間前には済ませておきたいところです。特に梅雨や夏前は予約がいっぱいになりやすいので要注意です。当日は特に準備はありません、清潔な髪の状態がベストなので整髪料は控えめにしておきましょう。美容院に着いたら髪の状態についてアンケートに答えます。いざ、施術開始です。施術は「薬剤をつける→温める→洗い流す→アイロンorドライヤーで伸ばす→薬剤をつける→洗い流す→乾かす」の流れでだいたい3時間以上はかかります。喋りたくなければ雑誌を読んだりスマホをいじっていても全然OKです。けっこう時間がかかるので余裕を持っておきましょう。
「男が美容院で縮毛矯正しても大丈夫?」
男性のお客さんが多い美容院もあるので大丈夫です。ホットペッパービューティーなど美容院の比較や口コミを見れるサイトから、事前に男性客の多い美容院を探しておきましょう。